ティラニー・オブ・ソウルズ

ティラニー・オブ・ソウルズ

本家本元IRON MAIDENより正統派メタルといっていいでしょう。
前作ほどのインパクトにはかけるかもしれませんが、十分に凄まじいブルースのスクリームが聴ける事間違いありません。
バランス/ヴァラエティに長けた粒の揃った楽曲もさることながら、TRIBE OF GYPSIESのロイ・Zのギターワークも素晴らしいものです。
正統派と聞いてジューダスやメイデンを連想するならこのアルバムもまた該当するといっても過言ではないでしょう。

今月はシングルがないのでもう一枚

オクタヴァリウム

オクタヴァリウム

いうまでもなくプログレッシブ・メタルの現頂点に立つDream Theaterの8thアルバム。
アルバムタイトル"Octavarium"は、そのタイトルどおりの“8”そして“5”という数字に関連する謎を色々な要素に散りばめるというアートからして考えられる作品。
でも肝心の中身もしっかりしていました。
ただ・・・今作はやけにオマージュと言う言葉でかたをつけるのなら簡単なのですが、
彼らのバックボーンにあるバンドのイントロなどが妙に目立つ形となっているような気がしました。例えば、Octavariumのフルサークルでは言葉遊びともいえるような作詞をしてますし、
I Walk Beside Youでは、○2かとも思わせる曲でした。
でもやはりさすがというしかなかったです。
これは、IMAGES&WAORDSみたいにメロディ主体のが好きな人にはぴったりかもしれませんね。
逆に、AWAKE TRAIN OF THOUGHTが好きな人はちょっときついかな?(^^;)

BGM 「Sacrificed Sons」Dream Theater