「試合終了から24時間以内に500万人が国際サッカー連盟(FIFA)のオフィシャルサイトに抗議する文を掲載すれば再試合が可能」。

24日の朝、韓国がスイス戦で0−2で敗れた直後、あるネチズンがこうした書き込みをインターネットのポータルサイトに残した。当時、韓国民の間では、スイスが2回目に決めたゴールは、副審がオフサイドを宣言した状況だったことから無効、との意見が沸騰していた。書き込みの後、そうした雰囲気が急激に広がり大騒ぎとなった。

主要ポータルの掲示板には、あっという間に「再試合を求める書き込み」が殺到し、携帯電話の文字メッセージにも同じ内容が広がった。抗議の文がどれくらい伝わったのかは分からないが、少なくともFIFAに「韓国は情報技術(IT)の強国」との事実を知らせることには成功したもようだ。

頭を悩まされたFIFAが、韓国サーバーのアクセスを遮断する「ショック療法」を取ったくらいだったからだ。だが、この全てが空騒ぎだった。FIFA規定のどこにも、そうした内容はない。誤った審判の判定も試合の一部らしい。そろそろ興奮から抜け出し再び日常へ戻るべき時点、と思われる。

言ってる事無茶苦茶です。苦笑

でも現実は厳しく・・・こうでした。

国際サッカー連盟FIFA)は、韓国から同連盟への電子メールを遮断した。韓国チームがワールドカップ一次リーグで敗退した後に、怒りのメッセージが大量に送られてきたためだ。

 韓国が二次リーグに進出するためにスイスと少なくとも引き分けなくてはならなかったが、2対0で敗退した。グループGからはスイスと1998年の優勝国フランスが二次リーグに進んだ。

 韓国の人々は審判が不公平であったと批判し、前半のペナルティーエリア内でのハンドに対しペナルティーキックを与えるべきだったし、スイスのアレクサンダー・フライ選手の2点目のゴールはオフサイドと判定されるべきだったと主張している。

 オラシオ・エリソンド主審は、オフサイドを示す旗を揚げた副審の判断を退けた。ボールが韓国の選手に当たってフライ選手の方へ行ったため、オフサイドは無効だという。

 韓国のJoong-Ang Daily紙によると、ある怒れるファンが「500万人の抗議があれば、FIFAはスイス−韓国戦をやり直さなくてはならない」として抗議運動を組織したために、420万人の韓国人がFIFA.comに抗議のメッセージを送ったという。

 同紙は、FIFAの会長セップ・ブラッター会長がスイス出身であることを指摘した。

 FIFAのニューメディア部門は、「この組織的攻撃が韓国から行われているものであることを発見した。FIFA.comを守るために韓国から同サイトへのメッセージを遮断しなくてはならなかった」とFIFAの広報担当ペッカ・オドリゾーラ氏は6月25日に語った。「攻撃に巻き込まれたのはFIFAのサイトで、ワールドカップWebサイトは大丈夫だ」

 この遮断措置が解除される時期は不明だ。

ちょっと・・・ねぇ・・?
盛り上がるのもいいけどこれはやりすぎじゃないかと。

BGM 「This Love」アンジェラ・アキ